はろー、みなさん、こんにちは。

今回は、リクエストがあったので山葡萄ジュースの作り方について書いていこうと思います。

作り方は、以前書いた【こちら】とほとんど変わりません。

発酵させるやり方と、発酵させないやり方があるのですが、
少しでも発酵させた方が美味しくなります。(好みによる)
発酵させないとなんか青臭いです。



まずはヤマブドウを手に入れるところから始めましょうね。


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ネットで購入しても、山で採って来てもどちらでも良いです。
購入する場合は、9~10月に楽天などでも売ってます。

2kgのヤマブドウを採取して、ジュースにしても良くて1Lちょっとくらいしかできません。
なるだけたくさん手に入れましょう。


あ、発酵させる場合は、採取してきたら絶対に洗ってはいけません。ここが一番重要です。
もう一度言います。
絶対に洗ってはいけません。



房から外して、瓶やビニールに入れてつぶしましょう。
どっちでも良いです。

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潰したら、発酵です。
発酵に必要な酵母菌が、枯れた花やブドウの皮、房などに付いているので多少房などが入っても大丈夫です。

皮や房に付いている酵母を果汁に移すのが目的なので3日前後で絞りましょう。

絞った液体を再度瓶や、清潔なペットボトルに入れてさらに発酵させます。

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室温が20℃程度であれば10~15日前後で良いです。
それ以上発酵させるとアルコールが多くなってきて0.1%を超えて、密造酒になって捕まります。やめましょう。

生きた酵母を接種したい方は、できた液体をコーヒーフィルターなどで濾して、ペットボトル詰めをし完成です。
保存は絶対に冷蔵保存しましょうね。あとできれば炭酸水などが入っていたボトルだと尚良いです。
日持ちはしないので、1~2週間以内に飲み切るのが望ましいです。


長期間楽しみたい方は、加熱処理をします。
鍋に移すときに、コーヒーフィルターなどで濾しても良いでしょう。
自分はやりません。

発酵の段階で、少なからず糖がアルコールに変化してしまっているので、
ここで砂糖を足しても良いです。


微生物学的観点から、一般にワイン酵母は50~65℃で5分加熱すれば死滅しますが、
天然酵母を使っているうえに、他の酵母菌が含まれていることを鑑みて75℃程度で15分加熱します。
温度とか時間とか気にしなくてもまぁ良いですけどね。

ただし、沸騰させるのと長時間過熱するのだけはやめましょう。

加熱処理後は、ペットボトルなどで保存しましょう。

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加熱処理がしっかりとできていれば、常温保存も可能です。



秋の楽しみとして皆さんも作ってみてはいかがでしょうか?


p.s.
早く雪無くなりますように。