Bush n' Bladeの大泉さんのナイフを買ったのは2015年7月頃なんですよ。

それからあっという間に2年が経ちましたね。

ブログのアクセス数を見ていると過去記事にたどり着く人が多いようで、
なぜかと思って色々検索してみたらプーッコって画像検索すると上位に入ってるんですよね。

そりゃアクセス数増えるわけだ。

そんなことがあったので久しぶりに書こうと思いましたね。

過去記事を書いたときはまだまだ小手先の知識しか持ってない若造でしたが、あれから三十数本のナイフを買い集め、研いで、自作して、鋼材について考えてみたり…。

そんなことをしていると自然と自分の知識になるものですね。

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 ↑Bush n' Bladeの大泉さん作 プーッコです。
  二年の歳月を経て少し雰囲気が出てきました。

二年間毎日使っていたわけじゃないのですが、月に一回程度研いでいたら人それぞれの研ぎ癖で結構変わるものです。


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 ↑プーッコのシースです。
  ミンクオイルは塗布しているものの汚れて良い色合いになってきました。

シースの方も日に当たったりミンクオイルを塗ったりしているうちに、最初はオレンジ色に近かった色が薄い茶色に代わりました。
色褪せはしましたが強度等は何一つ変わりませんね。インナーシースが効果を発揮しているようです。

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 ↑最近使って研いでなかったのでチップしてるとこありますね。

刃渡りなのですが当初は85mmありました。今測ると若干ですが短くなってます。
使えば使うほどに自分の手になじむのを実感できます。

シース含めピカピカに磨くことはできるけどそれはしたくないです。
あまりにもひどい汚れだったら落としますが徐々に積み重なった汚れって味が出てくると思いませんか?


さてここからが本題。
本題と言うほどのことじゃ無いんですが
何度も使って、研いで、使って、研いで、使って…を繰り返しているうちに思ったことを書きますね。

欠点って程の事でもないのですが、プーッコは万能ナイフでは無いことがわかりました。
木工から調理、動物の解体まである程度のことはこのナイフで試しました。

木工に関して言えば他のナイフと比較するのも恐れ多い程の有用性があります。
ハンドルの握り心地、木への食い込み、細かい作業の取り回し等々。

動物の解体もそつなくこなせます。
頸動脈の切断、動物の皮剥ぎ、枝肉処理等々。

そして調理。
ここに関して言えば、できなくはないけどやりづらいかな?って感じで、肉の切り分けや野菜を大まかに切るのは難なくできます。
ただ皮むきやスライス等細かい作業の時には包丁がやり易いなと思ってしまいますね。

まぁ、ブッシュクラフトは適材適所その場その時に合った道具を使うのが一番良いので
料理の際にはビクトリノックスとか薄い刃のナイフを使えば済む話ですね。




使い倒して、研ぎまくって、合間合間に他のナイフを使ってを繰り返してるといかに使い手のことを考えているかが垣間見えるナイフです。

ブッシュクラフトをしている方たちには是非お勧めしたいですね。

p.s.

次プーッコの記事を書くのは五年後かな。

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過去記事

まだ若造の青二才で鼻垂れ小僧だった時の過去記事はこちらです。

2015/08/07 Bush craft knife約1ヶ月使ってみて…。