唐突ですが
こないだ、ライギョをもらい受けることになりました。
大学の頃同じ研究室にいたM君、本当にありがとう。

もらった経緯は大人の事情により割愛します。

袋から出して解凍し始めたら、冷凍焼けの臭いよりもドブ川の臭いが半端ないので食べるのをやめようかとも思いましたが、
まぁ貰ったんですから食べるしか道はありませんよね?
なので食べます。


ライギョ1



なんとかキッチンのシンクに納まりました。
納まらなかったら風呂場案件だったので良かったです。

超長期間冷凍保存されていたようなので”食べない方がいい”と言われましたがそんなことは知りません。
揚げれば食べれます。

とりあえず解凍して捌きます。

ライギョ2


大抵、魚の腹腔は全長の半分程までしかないのですがライギョは尾鰭ギリギリまで腹腔です。
どうも普通の魚と骨格や内臓が違っているので捌きづらい。

ライギョの骨格についてもう少し調べておけば奇麗に捌けたかもしれませんね。

今となってはどうしようもありませんので続けます。
身がボロボロになってしまいましたが切り身にしました。

ライギョ3



現段階の身質はブリとかサワラとかに似ています。
魚食寄りの肉食魚(昆虫、両生類、甲殻類、小型哺乳類等)だからか分かりませんが腹身に結構脂があります。

”いつの物か分からない(冷凍焼け) + 寄生虫(冷凍により多分もう死んでる) + ウイルス(未知)”
が怖いのでしっかりと火を通したいところです。

多分あのドブ川臭は皮目が原因なので剥ぎました。

何か色々とめんどくさいので、てんぷら粉にぶち込んで揚げてしまいましょう。

10分ほどかけてじっくり揚げました。

ライギョ4


〇食味について
・身質はマグロとか鮭あるいは鳥のささみ、そうゆう身がしっかりしたやつに似てます。程良く解れてくれるので食べやすい。
・味に関しては、川魚の感じは無く根魚系?の旨味があり、案件のドブ川臭は微塵も無くタラにも近いような感じ。
 大きな切り身の状態で揚げてしまったので、10分ほど揚げましたがパサパサ感はまるで無いです。めっちゃジューシー。

パンとかに挟んだら、もうそれで商品価値が生まれるレベル。

捌いてるときはドブ川臭が漂っていましたが、
ドブ川とか言ってごめん。

外来種って言う色眼鏡をとりあえず置いといて
見た目と臭いさえ乗り越えてしまえば美味しく頂くことができる、とても有益な魚ですね。

ライギョ釣ったときは、みんな持って帰って食べましょう。

p.s.
その辺でライギョ釣れるなら月一で釣りに行っても良いかも。