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前回 → 初めて船釣りに行った話。#1 ~釣り編~
今回 → 初めて船釣りに行った話。#2 ~実食編~
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前回は”魚釣ったよ”って話だったので、
今回は釣ってきた魚をなんか適当に調理して食べるだけのお話です。
それでは以下本文となります。
◎サバ㌠(4匹)
釣り上げてすぐ”サバ折り”をしましたが帰ってきたら身が柔らかくなっていました。
サバの足が速いのは知っていましたが、実際に自分で経験してみたかったので勉強になりました。
・サバの煮つけ
足が速く身が柔らかくなっていましたが、
腐ってる感じはなかったので火を通せば食べれると判断し食べました。
適当に味付けをして煮つけました。
身は締まっていながら、ふわふわしていて脂が乗り旨味が強いです。
手のひらサイズの小ぶりなサバがたったの4匹でしたが十分な食べ応えがありますね。
◎スケソウダラ㌠(6匹)
鍋にしたのですが、写真に収めてなかったので略。
◎ツマグロカジカ㌠(3匹)
東北以南に住んでいる方はカジカと言えば小型で川などに住んでいるカジカを想像するかと思いますが
北海道ではカジカと言えば大型の”トゲカジカ”のことを指します。
今回釣ったツマグロカジカは一般的にカレイ釣りの外道(雑魚)でおいしくないと言われています。
美味しいかどうかは人それぞれですので今回はリリースせずに持ち帰ってきて食べることにしました。
・カジカッコパスタ
ツマグロカジカのお腹の中に卵が入っていましたので
その卵で醤油漬けを作ったのですがあまりピンと来なかったので
辛子明太子を作りました。美味しかったらしくツレが結構な勢いで食してしまいました。
美味しかったのなら何よりですね。
(過程も写真に収めたかったのですがソウハチガレイの処理を控えてたので無理でした。)
辛子明太子はニュアンスで作ったので3日目の夜には生臭くなってしまわれました。
勿体ないし、残骸でタラコパスタならぬカジカッコパスタを作ったら
もうまんまタラコパスタのそれになりましたのですぐにお腹の中におさまった訳ですね。
・カジカのみりん干し
みりん干しは甘い方が好きという人が家に住み着いていますので
今回は砂糖を小さじ2杯ほど追加して作りました。
小さじ2杯は多すぎました。
カジカは元々淡白な魚なので甘みをかなり吸収してしまいみりん干しと言うにはちょっと甘すぎます。
甘みを少なくすれば、味としてはかなりおいしいです。
干物にすることで淡白な味わいに旨味が増します。
皮目はゼラチン質でぷりぷりですが、干すことでもちもちになりました。
みりん干しにする前に湯でサッと煮てポン酢で食べてみたのですが
出汁もそこまで出ないですし、身の味もほとんどありませんでした。
美味しくないと言われる所以が少しわかった気がします。
そうゆう意味でもツマグロカジカはみりん干しが正解かもしれません。
◎ソウハチガレイ㌠(114匹)
ツレが同居していると言え、一人暮らしなわけでソウハチガレイを114枚も釣り上げて
しまったら処理も大変です。
(会社の人に半分くらいは配りました。)
釣って帰ってきた日は刺身で美味しくいただきましたが、刺身ばっか食べてたら頭おかしくなるので
大半は干して干物になりました。
・ソウハチガレイの刺身
↑ピンク色が11時個体、灰色が9時個体
刺身にしたのは二匹。
正確には覚えていませんが刺身にした個体は午前9時頃と11時頃に釣り上げたやつ
調理したのは午後7時頃なので保冷した状態で10時間経っても身が活かっています。
とゆうか余裕で生きてました。
ソウハチガレイの刺身は初めて食べましたが、
スナガレイとかイシガレイなんかとは比べ物にならない程に旨味が強く、脂が乗っています。
コリっとした歯触りで、縁側はさらに脂がのっていて旨い。
適当にぶつ切りにしてしまいましたが、もっと薄造りにして食べればよかったです。
・ソウハチガレイの干物
今回の干物は塩分濃度8%を目安に作りました。
魚体が大小様々ですので
大きい個体に合わせると、小さい個体が塩っ辛くなってしまいます。
逆に小さい個体に合わせると、大きい個体に塩が入らなく腐りやすくなってしまいます。
ある程度大きさを選り分ければ良い話ですが、量が量なのでそんなことしてられません。
時間差ならどうなの?って話も出てきそうですが身の”薄さ””厚さ”にも差があるのでこれも却下。
とかなんとか考えているうちにめんどくさくなってしまったので、
甘塩程度の塩分濃度で大きい個体に合わせることにしました。
納得いかないですがその他さまざまな諸事情により、
”8%の塩分濃度で約12時間程度”の漬け時間で手を打つことに。
1DKのアパートの一室で50匹ものカレイを干さなくてはいけませんので干す場所は限られます。
まぁ普通に考えて風呂場しかありませんね。
北海道の真冬はストーブを焚いていますので湿度が20%程度しかありません。
湿度が低いのにも関わらず、しっかりと干物になるまでに2日を要しました。
干物を作ったことがある方はお分かりになる通り、部屋中が干物臭で満たされ鼻がマヒします。
仕事柄作業着を着るのですがその作業着が磯の臭いになっていたらしく、
社内にもその臭いを届けてしまったのは大変申し訳ない。笑
そんな話はどうでもよくって、食べてみての感想を書いていきます。
焼く前はやっぱり臭いですね。
”くさや”には負けると思いますが結構な臭さです。
磯臭さと生臭ささを掛けたような臭いです。
焼いてしまえば臭みが香ばしさに変わり良い感じ。
臭い要因の皮目は火を通すことで旨味が強く感じられ、
身は淡白でホロホロ崩れ、脂がかなりのっている印象。
むしろ皮がおいしい魚と言っても過言ではないと感じました。
なんか長ったらしくて
まとまりのない文章になってしまいましたが
仕事が立て込んでいるので悪しからず。
p.s.
今年はブリ釣りに行くことをここに誓います。
前回 → 初めて船釣りに行った話。#1 ~釣り編~
今回 → 初めて船釣りに行った話。#2 ~実食編~
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前回は”魚釣ったよ”って話だったので、
今回は釣ってきた魚をなんか適当に調理して食べるだけのお話です。
それでは以下本文となります。
◎サバ㌠(4匹)
釣り上げてすぐ”サバ折り”をしましたが帰ってきたら身が柔らかくなっていました。
サバの足が速いのは知っていましたが、実際に自分で経験してみたかったので勉強になりました。
・サバの煮つけ
足が速く身が柔らかくなっていましたが、
腐ってる感じはなかったので火を通せば食べれると判断し食べました。
適当に味付けをして煮つけました。
身は締まっていながら、ふわふわしていて脂が乗り旨味が強いです。
手のひらサイズの小ぶりなサバがたったの4匹でしたが十分な食べ応えがありますね。
◎スケソウダラ㌠(6匹)
鍋にしたのですが、写真に収めてなかったので略。
◎ツマグロカジカ㌠(3匹)
東北以南に住んでいる方はカジカと言えば小型で川などに住んでいるカジカを想像するかと思いますが
北海道ではカジカと言えば大型の”トゲカジカ”のことを指します。
今回釣ったツマグロカジカは一般的にカレイ釣りの外道(雑魚)でおいしくないと言われています。
美味しいかどうかは人それぞれですので今回はリリースせずに持ち帰ってきて食べることにしました。
・カジカッコパスタ
ツマグロカジカのお腹の中に卵が入っていましたので
その卵で醤油漬けを作ったのですがあまりピンと来なかったので
辛子明太子を作りました。美味しかったらしくツレが結構な勢いで食してしまいました。
美味しかったのなら何よりですね。
(過程も写真に収めたかったのですがソウハチガレイの処理を控えてたので無理でした。)
辛子明太子はニュアンスで作ったので3日目の夜には生臭くなってしまわれました。
勿体ないし、残骸でタラコパスタならぬカジカッコパスタを作ったら
もうまんまタラコパスタのそれになりましたのですぐにお腹の中におさまった訳ですね。
・カジカのみりん干し
みりん干しは甘い方が好きという人が家に住み着いていますので
今回は砂糖を小さじ2杯ほど追加して作りました。
小さじ2杯は多すぎました。
カジカは元々淡白な魚なので甘みをかなり吸収してしまいみりん干しと言うにはちょっと甘すぎます。
甘みを少なくすれば、味としてはかなりおいしいです。
干物にすることで淡白な味わいに旨味が増します。
皮目はゼラチン質でぷりぷりですが、干すことでもちもちになりました。
みりん干しにする前に湯でサッと煮てポン酢で食べてみたのですが
出汁もそこまで出ないですし、身の味もほとんどありませんでした。
美味しくないと言われる所以が少しわかった気がします。
そうゆう意味でもツマグロカジカはみりん干しが正解かもしれません。
◎ソウハチガレイ㌠(114匹)
ツレが同居していると言え、一人暮らしなわけでソウハチガレイを114枚も釣り上げて
しまったら処理も大変です。
(会社の人に半分くらいは配りました。)
釣って帰ってきた日は刺身で美味しくいただきましたが、刺身ばっか食べてたら頭おかしくなるので
大半は干して干物になりました。
・ソウハチガレイの刺身
↑ピンク色が11時個体、灰色が9時個体
刺身にしたのは二匹。
正確には覚えていませんが刺身にした個体は午前9時頃と11時頃に釣り上げたやつ
調理したのは午後7時頃なので保冷した状態で10時間経っても身が活かっています。
とゆうか余裕で生きてました。
ソウハチガレイの刺身は初めて食べましたが、
スナガレイとかイシガレイなんかとは比べ物にならない程に旨味が強く、脂が乗っています。
コリっとした歯触りで、縁側はさらに脂がのっていて旨い。
適当にぶつ切りにしてしまいましたが、もっと薄造りにして食べればよかったです。
・ソウハチガレイの干物
今回の干物は塩分濃度8%を目安に作りました。
魚体が大小様々ですので
大きい個体に合わせると、小さい個体が塩っ辛くなってしまいます。
逆に小さい個体に合わせると、大きい個体に塩が入らなく腐りやすくなってしまいます。
ある程度大きさを選り分ければ良い話ですが、量が量なのでそんなことしてられません。
時間差ならどうなの?って話も出てきそうですが身の”薄さ””厚さ”にも差があるのでこれも却下。
とかなんとか考えているうちにめんどくさくなってしまったので、
甘塩程度の塩分濃度で大きい個体に合わせることにしました。
納得いかないですがその他さまざまな諸事情により、
”8%の塩分濃度で約12時間程度”の漬け時間で手を打つことに。
1DKのアパートの一室で50匹ものカレイを干さなくてはいけませんので干す場所は限られます。
まぁ普通に考えて風呂場しかありませんね。
北海道の真冬はストーブを焚いていますので湿度が20%程度しかありません。
湿度が低いのにも関わらず、しっかりと干物になるまでに2日を要しました。
干物を作ったことがある方はお分かりになる通り、部屋中が干物臭で満たされ鼻がマヒします。
仕事柄作業着を着るのですがその作業着が磯の臭いになっていたらしく、
社内にもその臭いを届けてしまったのは大変申し訳ない。笑
そんな話はどうでもよくって、食べてみての感想を書いていきます。
焼く前はやっぱり臭いですね。
”くさや”には負けると思いますが結構な臭さです。
磯臭さと生臭ささを掛けたような臭いです。
焼いてしまえば臭みが香ばしさに変わり良い感じ。
臭い要因の皮目は火を通すことで旨味が強く感じられ、
身は淡白でホロホロ崩れ、脂がかなりのっている印象。
むしろ皮がおいしい魚と言っても過言ではないと感じました。
なんか長ったらしくて
まとまりのない文章になってしまいましたが
仕事が立て込んでいるので悪しからず。
p.s.
今年はブリ釣りに行くことをここに誓います。
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