刺激の強い画像（グロテスクな要素や血液等）が含まれているので苦手な方は見ないでください。
気分が悪くなったとしても自己責任でお願いします。


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今回は、タヌキを食べた話ですね。

道路を走っていたらタヌキの死体を見つけたので持ち帰って食べてみました。
左目と脳みそと内臓が飛び出ていたので持ち帰ろうか迷いましたが…。

触れた時の温かさからして、死後30分以内でしょう。

この日の気温は-6℃だったので、
死後一時間経過していたとしたら死後硬直が終わらない段階でカチコチに凍ってしまいますからね。



いつでもロードキル個体を拾えるように、
車にはラテックスの手袋と90Lのゴミ袋が常備されているのでとりあえず家に持ち帰りキッチンへ。

拾った当初は気が付かなかったのですが、シンクに出そうとして袋を開けると

物凄い獣臭が…。

久々に嗅ぐ、この香しい匂い。
大学生のころを思い出しますね。

長らく洗われていない犬のような香りが部屋中に充満しましたが気にしない。

歯の状況や体長から予測するに三歳くらいのオスの個体ですね。

汚れも少なく毛並みが奇麗だったので毛皮も剥いで鞣そうかとも思いましたが、
一か月後に引っ越しを控えてるのでやむ負えず処分しました。

見つけて、拾った以上出来るだけ活用したかったのですが…。





冬はエサが少なく、痩せていて前足や肋等にはほとんど肉がついていませんでしたので
両後ろ足だけ頂戴し、後は埋葬しました。

毛皮からは獣臭がしますが、肉からは全く臭いはありません。




とりあえず調理していきましょう。

調理と言っても、肉の量が少なかったので
塩コショウをして焼いて終わりです。

野生動物全般に言えることですが、
よく火を通して食べましょう。





〇食味について
よく聞くようにタヌキは臭くて食べれない等と言われますが、そんなことは全くありません。
むしろ無味無臭に近いです。

臭いもなければ、味もない。

何肉に近い？と聞かれれば、
あまり例えて言いたくはないですが羊肉に近いような感じもしなくはないです。

例のことながら、野生動物の肉は筋繊維一本一本が太いので噛み切れないほどに固く筋張っています。
まぁ、煮込み料理向きですね。




久々に野生動物の肉を食べましたが、毒が無ければただのタンパク質です。

p.s.
タヌキ肉は当分いらないかな。