皆さん、こんにちは。
遡ること、6月の話ですが
近所のスーパーに行くとチップ(ヒメマス)が売っていました。
あーっと、北海道ではヒメマスをチップって呼びます。
語源はアイヌ語のカパチェプ(薄い魚の意)。
ヒメマスはベニザケの陸封型。
秋田県の十和田湖で有名ですが、元々は北海道の阿寒湖とチミケップ湖にしかいません。
IUCNレッドリストでは低危険種 (LC)
環境省レッドリストでは絶滅危惧IA類(CR)
北海道レッドリストでは絶滅危惧IA類(Cr)
ベニザケは絶滅危惧IA(北海道RL)なのに、陸封型と言えどヒメマスは獲っていいんですかね??
スーパーで販売されているとゆうことは問題ないのでしょうけど。
珍しい物好きとしては売ってたら買っちゃいますよね。
どうやって食べようか迷いましたが、
素材を生かす方向で無難な食べ方で行きます。
○塩焼き
身の色はベニザケのように赤くはありませんが、ほんのりオレンジ色で
べニザケの陸封型だけあって皮や身の柔らかい鮭ですね。
身質は、焼いてもしっとりジューシー
結構な脂が乗っていてパサつきはありませんが、
身自体の味が薄いと言いますか香りが薄いと言いますか…。
まぁ、普通においしいはおいしいんですけどね。
○ムニエル
続いてムニエル、
バターを切らしいていたのでオリーブオイルで焼きました。
塩焼きと比べると、胡椒がアクセントとなり良いです。
塩焼きがしっとりジューシーなのに比べて、ムニエルはフワフワですね。
味としては、塩焼きと大して変わらず特質すべきことは無いです。
○総評
マス・サケ類で一番おいしいと言われていますが、
拍子抜けでしたね。
鮮度落ちが速いと言われていますので、
鮮度の問題なのかもしれません。
p.s.
絶滅危惧種をあえて食べるくらいなら、食べなれてるベニザケでいいや。
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