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※注意
この記事には、血が含まれる画像が掲載されています。
血の描写により気分が悪くなる可能性のある方は、閲覧をお控えください。
気分が悪くなっても、責任を負いかねます。
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ハロー、みなさん、こんにちは。
今回は、ヌクリペ(アイヌ語)こと”ヤツメウナギ”について書きます。
みなさんは、ヤツメウナギを知っていますか?食べたことはありますか?
”ヤツメウナギ”と大きく括っていますが、ヤツメウナギ目に属する数種類を総称して”ヤツメウナギ”と呼ばれています。
北海道には、スナヤツメやカワヤツメなどがいますね。
名前に”ウナギ”と入っていますが、ウナギとは全くの別種です。
一般的には広く魚類として認識されていますが、そもそも厳密には円口類と言われ、最も下等な脊椎動物の一群です。
長々と説明しても良いのですが、読むのも大変だと思うので詳細はwikiなりなんなりで確認してください。
アイヌの人たちには、大事な食糧源の一つだったようですね。
また、フランスのボルドーでは現在も名物として食されています。
今回は、近所のスーパーにヤツメウナギが売っていたので買いました。

1匹1500円で2匹買いました。
筆者は、珍しい魚が売っていたら買って食べなければ気が済まない性分です。
自力で捕獲することも考えましたが、生息数は少ないとされていますので食いでの有るサイズを捕獲するのは、かなり難易度が高いです。
職業柄、仕事中ヤツメウナギの幼体のアンモシーテス幼生は捕獲できるのですが、
食べられるくらいのサイズはなかなか見つかりません。
さて、観察していきましょう。

↑ヌメっとしたフォルムで可愛いですね。

↑にょろにょろ
”ヤツメ”とは何なのか…諸説ありますが少しだけ。
目とエラの穴が、均等に8つ並んでいるので秤竿の目のように並んでいることからヤツメになったとか

↑目+鰓孔が併せて8個
今回売っていたのは、カワヤツメだと思われます。
同定はなかなか難しいですが、体長が20cmを超えていたのと、胸ビレや腹ビレが無かったので。
他にも口の中の上顎の先端の歯が尖っていたり。
前置きはこの辺にしておいて早速食べましょうね。
脊椎動物に分類されているものの、ほぼ軟骨なので、開かず、内臓もそのままでぶつ切りにして焼いて食べちゃいます。
〆

ぶつ

焼き

とりあえずシンプルに塩コショウにしてみました。
実食。
もぐもぐ………?
コリコリ………………
ぷりぷり………………………
うーーーーーーん微妙?
ん????いや!?
美味しい!!美味しいです!!!!!
一般的な魚の食感や味を想像していましたが、それが良くなかったです。
食感は、プツッと歯切れがよく、ぷりぷりコリコリしていて一般的な魚のそれとは違います。
近しいものだと、動物のホルモン系?ですかね。
食感はホルモンですが、味は魚系でちょっと泥臭さのような、血生臭さのような、川魚特有の風味があります。
ナマズやドジョウに近しいものを感じます。
ウナギやアナゴとは全くの別物ですね。
別物ですが、土臭さがあるので甘辛い味付けがよく合うと思います。
甘辛い味付けが合いそうなので、ぶつ切りにしたものを佃煮風にしてみましょうか。
佃煮

塩コショウの方とあまり見た目は変わりませんが、
醤油、砂糖、みりん、一味唐辛子少々で味付けをし、甘辛くしてみました。
こちらもこちらでおいしいですね。
甘辛いタレが、独特の風味をマスキングしていて食べやすいです。
塩コショウも佃煮も甲乙つけがたいです。
今回は、血抜きを全くせずにぶつ切りにして食しました。
血や内臓が独特の風味や生臭さの原因なのだろうと思いますが、
色々なものを食してきた身としては、食材としてのただの風味の一つでしかないですね。
むしろ、その風味が相まっておいしいとまで感じます。
みなさんも、近所のスーパーに売られていたらぜひ買って食べてみてください。
泥臭さや生臭さが苦手な方は血抜きと内臓処理を忘れずに。
p.s.
ニョロニョロ系の魚っておいしいよね。
※注意
この記事には、血が含まれる画像が掲載されています。
血の描写により気分が悪くなる可能性のある方は、閲覧をお控えください。
気分が悪くなっても、責任を負いかねます。
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ハロー、みなさん、こんにちは。
今回は、ヌクリペ(アイヌ語)こと”ヤツメウナギ”について書きます。
みなさんは、ヤツメウナギを知っていますか?食べたことはありますか?
”ヤツメウナギ”と大きく括っていますが、ヤツメウナギ目に属する数種類を総称して”ヤツメウナギ”と呼ばれています。
北海道には、スナヤツメやカワヤツメなどがいますね。
名前に”ウナギ”と入っていますが、ウナギとは全くの別種です。
一般的には広く魚類として認識されていますが、そもそも厳密には円口類と言われ、最も下等な脊椎動物の一群です。
長々と説明しても良いのですが、読むのも大変だと思うので詳細はwikiなりなんなりで確認してください。
アイヌの人たちには、大事な食糧源の一つだったようですね。
また、フランスのボルドーでは現在も名物として食されています。
今回は、近所のスーパーにヤツメウナギが売っていたので買いました。

1匹1500円で2匹買いました。
筆者は、珍しい魚が売っていたら買って食べなければ気が済まない性分です。
自力で捕獲することも考えましたが、生息数は少ないとされていますので食いでの有るサイズを捕獲するのは、かなり難易度が高いです。
職業柄、仕事中ヤツメウナギの幼体のアンモシーテス幼生は捕獲できるのですが、
食べられるくらいのサイズはなかなか見つかりません。
さて、観察していきましょう。

↑ヌメっとしたフォルムで可愛いですね。

↑にょろにょろ
”ヤツメ”とは何なのか…諸説ありますが少しだけ。
目とエラの穴が、均等に8つ並んでいるので秤竿の目のように並んでいることからヤツメになったとか

↑目+鰓孔が併せて8個
今回売っていたのは、カワヤツメだと思われます。
同定はなかなか難しいですが、体長が20cmを超えていたのと、胸ビレや腹ビレが無かったので。
他にも口の中の上顎の先端の歯が尖っていたり。
前置きはこの辺にしておいて早速食べましょうね。
脊椎動物に分類されているものの、ほぼ軟骨なので、開かず、内臓もそのままでぶつ切りにして焼いて食べちゃいます。
〆

ぶつ

焼き

とりあえずシンプルに塩コショウにしてみました。
実食。
もぐもぐ………?
コリコリ………………
ぷりぷり………………………
うーーーーーーん微妙?
ん????いや!?
美味しい!!美味しいです!!!!!
一般的な魚の食感や味を想像していましたが、それが良くなかったです。
食感は、プツッと歯切れがよく、ぷりぷりコリコリしていて一般的な魚のそれとは違います。
近しいものだと、動物のホルモン系?ですかね。
食感はホルモンですが、味は魚系でちょっと泥臭さのような、血生臭さのような、川魚特有の風味があります。
ナマズやドジョウに近しいものを感じます。
ウナギやアナゴとは全くの別物ですね。
別物ですが、土臭さがあるので甘辛い味付けがよく合うと思います。
甘辛い味付けが合いそうなので、ぶつ切りにしたものを佃煮風にしてみましょうか。
佃煮

塩コショウの方とあまり見た目は変わりませんが、
醤油、砂糖、みりん、一味唐辛子少々で味付けをし、甘辛くしてみました。
こちらもこちらでおいしいですね。
甘辛いタレが、独特の風味をマスキングしていて食べやすいです。
塩コショウも佃煮も甲乙つけがたいです。
今回は、血抜きを全くせずにぶつ切りにして食しました。
血や内臓が独特の風味や生臭さの原因なのだろうと思いますが、
色々なものを食してきた身としては、食材としてのただの風味の一つでしかないですね。
むしろ、その風味が相まっておいしいとまで感じます。
みなさんも、近所のスーパーに売られていたらぜひ買って食べてみてください。
泥臭さや生臭さが苦手な方は血抜きと内臓処理を忘れずに。
p.s.
ニョロニョロ系の魚っておいしいよね。
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