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刺激の強い画像(グロテスクな要素血液等)が含まれているので苦手な方は見ないでください。
気分が悪くなったとしても自己責任でお願いします。

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野生動物の中で最も身近で、
“一歩外に出ると見ない日は無い”カラスを今回は食します。


先日、東京にいる友達の”K君”からLINEが来ました。

K「カラスの巣とったら卵とかいる?」

主「取る予定あるならさっさとくれよ。」

その結果送られてきました。

卵どころか、ある程度羽が生えそろったカラスの雛が。

IMG_0459
 ↑カラスの雛が3羽。


諸々の事情により生きたまま即冷凍され発泡スチロールに詰められ送られてきました。


獲るところからやりたかったのですが、
そうゆう仕事をしていないと中々手に入りませんから仕方ないですね。

と、ゆうことで解凍し羽を毟りました。

IMG_0462(1)


羽が毟り切れてないのはご容赦ください。

雛なので可食部は少なそうですが、
1食分には十分事足りることでしょう。


続いて、内臓等を取り除きます。


IMG_4083(1)

生きたまま冷凍してくれたおかげか、肉に血が回っていません。
まぁ、それでも若干普通の鶏肉よりは赤みが強いですが。


IMG_0463


ある程度部位ごとに切り分けて下処理終了。

丸のまま調理しようと思ったのですが、
解凍に時間がかかり、羽を毟るのに時間がかかり、と手間取ってしまい
処理を終えたのが23時過ぎとゆうことで

一羽は塩焼き用に何も浸けず。
残りの二羽は、唐揚げ用に醤油ベースの漬けダレに。

一晩冷蔵庫で眠ってもらいました。



以下、食味についてです。


◎食味

IMG_0465(1)

カラス(雛)の塩焼き

素材の味を知るためには、やっぱり塩焼きが一番ですね。

今まで調理したことのない素材は調理が難しく、
野生の動物は何を食べているのかわからないので生焼けには注意しつつ
火の通り過ぎにも気を付けました。


さて、味の方ですが全く臭みがありません。皆無です。
むしろ旨味が強く、売っている鶏肉のそれと何ら変わりません。

肉質としては地鶏に近いですが
雛とゆうこともあり、噛み切れる程度の硬さです。

雛特有なのかはわかりませんが、脂身がかなりついていて
しっかり焼いたのにもかかわらず、まぁまぁジューシーです。



IMG_0487

カラス(雛)の唐揚げ

漬けダレに漬けて一晩置いといたので、
米粉と片栗粉(1:1)の衣をつけて揚げただけです。

塩焼きを食べて、臭みが無いことは分かっていたので
かなり期待が持てます。

パクっ………




モグモグ………





おぉぉぉーーーー!!!!!
うまい!美味しい!!


期待していたそれの5倍は美味しいです!!!

これはお店で出しても
美味しい鶏肉の唐揚げと思われるレベルには完成された味。

漬けダレには醤油に臭みが少ないことがわかっていたので
素材の味を邪魔しない程度にニンニクと生姜を少々。


〜総評〜
今回は、カラスの雛で二品作りました。

カラスといえば、ゴミを漁っている悪いイメージが強いですが
食べてみればただの脂身の多い鳥の肉ですね。


ゴミを漁るってのは人が生きている環境に適応した進化とも言えるかもしれません。



p.s.
普通の鶏肉より脂が多くてちょっとキツイね。