皆さん、こんにちは。
自分が住んでいる北海道で、
令和元年12月にローストしたクマ肉を食べて旋毛虫(トリヒナ)による食中毒を発症した例がありました。
実際に旋毛虫に感染した方と話をしたのがきっかけで、今回この記事を書くことにしました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結構な割合で、肉を”生の状態”や”半生(レア)の状態”で食べたことがある人がいると思います。
部位にかかわらずレバーとかそうゆうのも含めて。
哺乳類だと、ウシ、ブタ、ウマ、シカ、イノシシ
鳥類だと、ニワトリ、キジ
爬虫類だと、スッポン
…等々。
自分も生肉や半生(レア)の状態で食べたことがある身として、その美味しさも理解できます。
ですが、かなりのリスク(寄生虫やウイルス、細菌)があることを理解した上で食さなければなりません。
肉だけでなく、魚や貝類また然りです。
「え、魚も?」って思った方もいると思いますが、皆さんも良くご存知のアニサキスだって立派な寄生虫です。
一口に寄生虫やウイルス、細菌と言っても多種多様、様々なものが存在します。
ヒトに対して悪さをするモノの代表例を挙げるとすれば
寄生虫 アニサキス、広東住血線虫、旋毛虫、肝臓ジストマ、肺臓ジストマ、〇〇吸虫、〇鉤条虫
細菌 黄色ブドウ球菌、サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O157等)、腸炎ビブリオ
ウイルス ノロウイルス、ロタウイルス
吐き気、嘔吐、下痢、頭痛、腹痛、眩暈…。
胃壁に張り付いて悪さをするやつ、全身の筋肉に入り込んで悪さをするやつ…。
症状の程度は違うものの、身体に何かしらの症状が現れます。
昨今、ジビエブーム?があってか、リスクを理解せずに
”お店で出されているものだから大丈夫だろう”とか
”みんな食べてるから大丈夫”とか
”冷凍してあるし”とか
”表面には火が入ってるから”とか
そんな雰囲気だけで食べている人も多々見かけます。
知識のない下っ端がなぁなぁで調理しただけかもしれませんし、
同じ種類の寄生虫でも寒冷地に適応した個体もいます。
冷凍する場合は-〇℃で〇日以上、加熱する場合は〇℃で〇分以上など
死滅する条件をしっかりと理解した上で、初めて食べても良いと思います。
理解していても、未然に防ぐことができない場合もありますがそれもまたリスクの一つですね。
危なそうだなって思ったら食べないのが一番良いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
体内に入り込んでから数時間で発症するやつ、数日で、数週間で、数年で…。
数時間で発症してくれれば、何に触れ、何を食べたのかは思い出すことが容易です。
それが、数日、数週間、数年…となるとどうでしょう?
7日前の晩御飯に何を食べたのか覚えてる人は少ないと思います。
普段から体調を崩しやすい人は、下痢や腹痛、発熱があったとしても何が原因なのかはもうわかりませんよね…。
発症した時点で既に全身に回っている場合もあります。
ここで、旋毛虫(トリヒナ)に寄生されてしまった方の話をしましょうか。
・食べた熊肉は、-30度で4ヶ月冷凍されていた
・食べて2〜3日程度から、胃のムカつきや腸の膨満感
・別の団体が発症し、旋毛虫に気づく
・気づいた時には一週間経過
・既に手の施し用はなく、血管を通り全身の筋肉に転位
とゆうのが事のあらすじ。
旋毛虫は胃の中で交尾し、平均1200個の卵を胃壁に生みつけ血管を通り全身へ。
現在は”幼虫被嚢期(休眠期)”に入っていますが、油断はできない状態。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここまで長々と書いてきましたが、
皆さんも、肉を食べるときはしっかりと火を通しましょう。
今後もこのブログで、
”生食した”記事を書くことがあるかもしれませんが真似しないようにするか自己責任でお願いします。
p.s.
飽食の時代に、あなたはリスクを理解した上で生食したいと思いますか?
自分が住んでいる北海道で、
令和元年12月にローストしたクマ肉を食べて旋毛虫(トリヒナ)による食中毒を発症した例がありました。
実際に旋毛虫に感染した方と話をしたのがきっかけで、今回この記事を書くことにしました。
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結構な割合で、肉を”生の状態”や”半生(レア)の状態”で食べたことがある人がいると思います。
部位にかかわらずレバーとかそうゆうのも含めて。
哺乳類だと、ウシ、ブタ、ウマ、シカ、イノシシ
鳥類だと、ニワトリ、キジ
爬虫類だと、スッポン
…等々。
自分も生肉や半生(レア)の状態で食べたことがある身として、その美味しさも理解できます。
ですが、かなりのリスク(寄生虫やウイルス、細菌)があることを理解した上で食さなければなりません。
肉だけでなく、魚や貝類また然りです。
「え、魚も?」って思った方もいると思いますが、皆さんも良くご存知のアニサキスだって立派な寄生虫です。
一口に寄生虫やウイルス、細菌と言っても多種多様、様々なものが存在します。
ヒトに対して悪さをするモノの代表例を挙げるとすれば
寄生虫 アニサキス、広東住血線虫、旋毛虫、肝臓ジストマ、肺臓ジストマ、〇〇吸虫、〇鉤条虫
細菌 黄色ブドウ球菌、サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O157等)、腸炎ビブリオ
ウイルス ノロウイルス、ロタウイルス
吐き気、嘔吐、下痢、頭痛、腹痛、眩暈…。
胃壁に張り付いて悪さをするやつ、全身の筋肉に入り込んで悪さをするやつ…。
症状の程度は違うものの、身体に何かしらの症状が現れます。
昨今、ジビエブーム?があってか、リスクを理解せずに
”お店で出されているものだから大丈夫だろう”とか
”みんな食べてるから大丈夫”とか
”冷凍してあるし”とか
”表面には火が入ってるから”とか
そんな雰囲気だけで食べている人も多々見かけます。
知識のない下っ端がなぁなぁで調理しただけかもしれませんし、
同じ種類の寄生虫でも寒冷地に適応した個体もいます。
冷凍する場合は-〇℃で〇日以上、加熱する場合は〇℃で〇分以上など
死滅する条件をしっかりと理解した上で、初めて食べても良いと思います。
理解していても、未然に防ぐことができない場合もありますがそれもまたリスクの一つですね。
危なそうだなって思ったら食べないのが一番良いです。
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体内に入り込んでから数時間で発症するやつ、数日で、数週間で、数年で…。
数時間で発症してくれれば、何に触れ、何を食べたのかは思い出すことが容易です。
それが、数日、数週間、数年…となるとどうでしょう?
7日前の晩御飯に何を食べたのか覚えてる人は少ないと思います。
普段から体調を崩しやすい人は、下痢や腹痛、発熱があったとしても何が原因なのかはもうわかりませんよね…。
発症した時点で既に全身に回っている場合もあります。
ここで、旋毛虫(トリヒナ)に寄生されてしまった方の話をしましょうか。
・食べた熊肉は、-30度で4ヶ月冷凍されていた
・食べて2〜3日程度から、胃のムカつきや腸の膨満感
・別の団体が発症し、旋毛虫に気づく
・気づいた時には一週間経過
・既に手の施し用はなく、血管を通り全身の筋肉に転位
とゆうのが事のあらすじ。
旋毛虫は胃の中で交尾し、平均1200個の卵を胃壁に生みつけ血管を通り全身へ。
現在は”幼虫被嚢期(休眠期)”に入っていますが、油断はできない状態。
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ここまで長々と書いてきましたが、
皆さんも、肉を食べるときはしっかりと火を通しましょう。
今後もこのブログで、
”生食した”記事を書くことがあるかもしれませんが真似しないようにするか自己責任でお願いします。
p.s.
飽食の時代に、あなたはリスクを理解した上で生食したいと思いますか?
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